【あっかりする】
- 意味
ひと安心する。放心する。
- 使用例
あこなちのばあはん、長いこと寝とったが、この間しもていかれて、うちの人たちもあっかりしられたちゃ。
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- 背景
富山県一帯で用いる語であるが、礪波市近在では「疲れる」の意味でも用いられる。また、「あっから(る)けえんとする」とも言う。隣りの石川県でも「ぼんやりする・安心する」の意で用いられる。
三十過ぎになってようやく娘が嫁いた日、両親が披露宴から家に帰ってまずかわす言葉は、「とうちゃん、あの子おらんよになってさびしなったけど、あっかりしたねえ」「そうだ、あっかりした」というところであろうか。寂しいがひと安心した親の気持ちがよく表されている。
もうひとつ、何年も寝たきりでいた年寄りが死んで、無事葬式も済ませてから、その子供たちが、「ねえさん(長兄の嫁)、大変だったろがいね。ありがとうござんした。さびしなった言うもんの、しもていかれてこれであっかりしたちゃ」と言ってしまう。これもまた死者には厳
しい言葉であるが、家の子でありながら家を出た者の、さびしくも安心した気持ちを表す言葉ではなかろうか。
