社会保障の規模をあらわす指標
(1) 社会保障給付費
ILO(国際労働機関)が国際比較上定めた基準に基づいて、社会保障制度を通じて1年間に国民に給付される金銭またはサービスの合計額。我が国では国立社会保障・人口問題研究所によって集計されている。
(2) 社会保障関係総費用
社会保障制度審議会(2001年1月廃止)が集計・発表しているもので、ILO基準よりも対象となる制度の範囲が広い。給付費以外に施設整備費や事務費を含む。
(3) 社会保障関係費
国の一般会計予算における社会保障関係の経費をあらわしたもの。
「生活保護費」、「社会福祉費」、「社会保険費」、「保健衛生対策費」、「失業対策費」から成り、毎年度の予算編成とあわせて、財務省が集計している。
(4) 社会保障移転
内閣府経済社会総合研究所が推計しているもので、国民経済計算体系(SNA)の基準による。一般政府から家計への社会保障関係移転の額を示す。「社会保障給付」、「社会扶助金」、「無基金雇用者福祉給付金」から成る。
(「厚生白書1999年版」厚生労働省より抜粋)